熱空 HOTSKY

生きていくために必要な演劇

世の中に、「生きていく上で演劇が必要だ」と思っている人がどれほどいるでしょうか。

演劇を観たからとて、喉の渇きは潤せないしお腹の足しになるワケでもない。
でも、それでも、私は、生きていく上で演劇が必要だと考えます。
しかしながら、私の周囲に、演劇を日常的に観ている人のなんと少ないことか。
生の演劇なんか観たことないという人の方がはるかに多いでしょう。

何故か。
なんだかとっつきにくいカンジがする、わざわざ劇場まで行く気がしない、チケット代が高い、一度お芝居観たことあるけどつまらなかった・・・などなど、色々原因はあるのでしょうが・・・。

HOTSKYは、演劇ファンの方はもとより、一度も演劇を観たことがないという方々にも、是非演劇に触れて欲しいと思っています。
そのために、劇場だけでなく、カフェやバー、公民館、街角の温室など、様々なところで公演を打ってきました。昨年は、依頼を受けて、小学校での公演も行いました。

お茶のおともに演劇、お酒のおともに演劇、写真展のおともに演劇、ふらりと絵を見に来たついでに演劇。もちろん演劇だけが目当ての方も大歓迎。とにかく、演劇を身近なものとして感じて欲しいのです。

生身の人間がそこにいて、生身の人間に向かって働きかける行為。
人と人とが出会い、他者のできごとに共感したり反発したりしながら触れ合える、想像と創造に満ちた行為。

たとえば、小学校で、ネパールの予防接種を受けられずに死んでいく乳幼児たちのことを知った子どもたちが、まだ見ぬそのネパールの子たちのことを想像して募金活動をする。
たとえば、不治の病に冒された友が、「もし、病気が治ったら、うまい酒を飲むんだ」と、そのときのことを想像しながら、今日も苦しい治療に耐えている。

想像力は、人間だけが持っている生きるために必要な力です。
演劇にはその想像力を再認識し、さらにより育むことができる力があるのだと信じて、私たちHOTSKYは活動を続けていきます。

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